ガラスの防音性能・防音効果を徹底比較
単板12mm VS ソノグラス12.8mm
100 | 125 | 160 | 200 | 250 | 315 | 400 | 500 | 630 | 800 | 1000 | 1250 | 1600 | 2000 | 2500 | 3150 | 4000 | 5000 | 平均値 | |
単板ガラス(12mm) | 24.0 | 24.7 | 26.4 | 27.7 | 30.1 | 32.0 | 33.5 | 35.4 | 35.9 | 35.0 | 33.6 | 32.9 | 36.0 | 39.2 | 41.9 | 44.0 | 45.9 | 47.0 | 33 |
ソノグラス(12.8mm) | 23.5 | 26.2 | 28.6 | 29.3 | 32.0 | 34.3 | 35.6 | 37.6 | 38.5 | 39.7 | 40.7 | 41.0 | 40.3 | 39.8 | 41.9 | 46.3 | 49.2 | 52.5 | 35 |
【分析評価】
単に分厚い12mm単板ガラスと、同等の厚さのソノグラスではどちらが優位でしょうか?
どちらもハイレベルな数値を持っているのがわかります。
ソノグラスは単板ガラスに劣る周波数帯がなく、全体的にソノグラスの方が防音性能が高いことが見て取れます。
この差は、特に静かさが求められる寝室においては、大きな差だと言えます。
逆にリビングでは、ケースにもよりますが、単板ガラスで良いと思います。
窓のサイズが大きければ大きいほど、金額の差が大きいため悩む方も多いのですが、工事後に「ソノグラスにしておけば、もっと防音効果があったのかなぁ・・」と、朝方に薄い眠りの中でモヤモヤ感が残るかもしれないならば、ソノグラスにしておいた方が、精神衛生上良いでしょう。
工事後はそれ以上費用がかからず、一度工事をすれば終わりですから。
他業者で行った5mmや6mmクラスの内窓工事で、12mmクラスのガラスの仕様に交換するケースが年間1,2件ありますが、ガラスだけの交換はできず内窓ごと総取り替えするため、気の毒ではありますが一番費用が無駄になってしまうケースです。
最初から、状況に応じた仕様にすることが、何より大切です。