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ソノグラス
窓ガラス面の防音対策には防音ガラス「ソノグラス」
音というは、目には見えませんが空気を振るわせて、つまり空気中を「振動」という波形で、人の耳の鼓膜まで伝わります。通常のガラスでも、ガラスの厚みに応じて振動を弱めるため、ガラスの厚さが厚くなるほど、物理的に音を遮る効果も高くなります。
遮音等級でいいますと、厚みが1cmになるとT−2(25等級)の遮音効果が得られます。
しかし、サッシはガラスの入る溝幅は決まっており、通常の住宅サッシで9mmもしくは11mmのスペースしかなく、さらにゴム(グレチャン、ビート、ガスケットなどといいます)で巻いてガラスをはめ込むため、実際に入るガラスの厚みの最大は6.8mmです。
最近ではペアガラス仕様のサッシが増えており、ガラスの入る溝幅は21mmから26mmまでのスペースがあります。
ではガラスの厚さを2cm位に厚くすれば、防音効果が得られるのでは?と思いますが、ガラスが厚くなればなる程重量が増え、今度は戸車がその加重に耐えられなくなり損耗が著しく、破損することもあります。ペアガラスは総厚が12mmから21mmまでですが、6mmから12mmの空気層があるため、戸車が耐えられる重量になっているのです。
防音ガラス「ソノグラス」は、防音性能を持つ特殊中間膜を2枚のガラスではさみ込んだ合わせガラスです。ソノグラスは特殊中間膜が音の振動を熱エネルギーに変換し、音の波を消滅させる原理を用いたもので、厚さ6.8mmで1cmの通常ガラスと同等の遮音効果を持つ優れものです。
特に高い周波数に対しては、絶大な遮音効果を発揮します。遮音等級は6.8mm厚が「T−2]、10.8mm厚が「T−3」です。12.8mmまで製作可能です。
防音ガラスの豆知識
【防音ガラスと防音対策】
ペアガラスや真空ガラスといった断熱対策のページでもご紹介いたしましたが、窓・サッシというのは開閉のために可動することが前提で製作されており、上下のレールと障子には軽快に可動するためのゆとりがあります。このゆとりは隙間です。隙間から寒さと同様音も侵入してくるのです。 防音対策の理想は、インナーサッシと防音ガラスの組み合わせです。 インナーサッシは防音対策には必要不可欠なもので、次に防音ガラスにする必要があるかどうかを検討する必要があります。