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防犯ガラス セキュオ
【防犯ガラスの構成】
防犯ガラスは、ガラスとガラスの間に特殊防犯フィルムを挟んだ合わせガラスです。特殊フィルムの厚さは、市販の防犯フィルムの約10〜20倍も厚さがあります。
防犯フィルムはガラスの表面に貼り付けますが、防犯ガラスはガラスでサンドして熱で圧着しているため破れにくく、劣化もしにくいため防犯フィルムとは比較にならない程の防犯性能があります。
【防犯ガラスの防犯性能】
防犯ガラスの威力は、ハンマーで7回〜15回叩き続けても貫通しない程強靱です。ドロボウの約7割は、窓のカギ付近のガラスを割って、窓を開けて侵入します。
ガラスを割るという作業は、ドロボウにとって一番の大仕事です。音を立てず、人に見つからないよう、短時間で慎重に作業しなくてはなりません。
この「ガラスを割る作業」が3分から5分で完了しない場合、侵入をあきらめるケースがほとんどです。5分以上かけても侵入をあきらめないのは、家の中に相当の財物があることが明らかな場合でしょう。 侵入3分、物色5分が彼らの目標と言われていますが、実際には侵入1分、物色5分が現場レベルであると言われています。
防犯ガラスは、強い攻撃(90デシベル以上音の出る攻撃)に7回以上、それ以外の攻撃に5分以上耐えることのできる防犯性能があり、プロの泥棒も研究して性能をよく知っています。
油断は禁物ですが、防犯ガラスの入っているお宅ということだけで侵入をあきらめるケースも多いようです。もっと入りやすいお宅がまだまだたくさんありますからね。
【防犯ガラスの費用】
既存の窓ガラスを交換するだけで、サッシはそのままお使いいただけますので、工事費用もあまりかかりません。防犯ガラス自体の金額も、思っていたよりもかなり安いと口を揃えておっしゃいます。防犯フィルムと費用を比較すると、防犯フィルムはガラス面全体に貼らなければ防犯性能は発揮されませので、結局あまり価格に差が生じません。
性能比では防犯ガラスの方が数段上ですので、どちらを選択するかは考えるまでもありません。
【防犯ガラスの種類】
防犯ガラスには、間に入る特殊フィルムの厚さと材質により、種類があり、いずれも型ガラスにすることは可能です。一般住宅でお薦めなのはフィルムの厚さが60ミル以上です。
【防犯ガラスの選び方】
上記の防犯ガラスのうち、どれを選択するとよいのでしょうか。@店舗か住宅か A人が常駐しているか無人になる時間があるか B室内にある財物は高価なものが多いか C土地・建物の面積が近所と比較して大きいか
などがポイントとなり、泥棒に狙われやすいかどうかという観点から判断します。
例えば店舗で無人になる時間帯があり、宝石を取り扱っている場合には、多少の防犯対策では泥棒はあきらめません。かなり無理をして危険を冒してでも、それに見合う財物があるからです。最も防犯性能の高いセキュオSPにする必要があります。
住宅で家族がほぼ在宅しており、土地・建物の面積も生活レベルもご近所と変わらないのであればセキュオ60程度で良いと思います。
【防犯ガラスの必要な窓】
一般住宅の場合、家のすべての窓を防犯ガラスにしなくてはならない訳ではありません。どう見ても侵入が難しいところまで、防犯ガラスにする必要はなく、例えば屋根や軒もない壁しかない壁面の2階以上の窓は必要がありません。足場がないので、ハシゴを掛けてまで侵入しようとする泥棒はまずいません。逆に考えると、足場となるものが敷地内に無造作に置いていることは、侵入の手助けをしているようなものですので、面倒でも物置に入れたり、チェーンで固定しておかなければなりません。
また、鉄や鋳物、ステンレス製の切断が難しい面格子がついている窓も必要ないと思います。どうしても心配であればセキュオ30で十分だと思います。
アルミ製の面格子の着いた窓はどうでしょうか。アルミ製の面格子は切断が簡単で、特に縦格子の場合は防犯ガラスにする必要性が高いと言えます。
防犯ガラスの豆知識
【防犯ガラスとワイヤーガラス】
ガラスの中にワイヤーの入っているガラスの防犯ガラスと言えるのでしょうか。@ある A少しはある B全くない の中からお選び下さいとご質問すると、多くの方がAと回答されました。答えはBの「全くない」です。同じ厚さのガラスでは、ワイヤー入の方が割れやすいのです。網入ガラスというのは、1枚のガラスの中にピアノ線が入っているのですが、ガラスの中に異物が混入されているため、同じ厚さの場合は何も入っていない透明ガラスよりも割れやすいのです。
また、ガラスを割っても破片がワイヤーでぶら下がったままで飛び散らず、音がたたないため防犯性は全くないのです。
そもそも、網入ガラスというのは「防火ガラス」で、火事が起きたときに窓ガラスが割れて隣に燃え移るのを防止するためのもので、建築基準法によって「消防法上、延焼の恐れのある開口部には防火ガラスを使いなさい」と定められているのため使われているのです。
【防犯ガラスの防犯効果】
窓ガラスを防犯ガラスにした場合、防犯ガラスのもつ防犯性能というのは、実際に破壊された場合に発揮されるだけではありません。泥棒は防犯ガラスがいかに破れにくいか、研究して良くしっています。泥棒も生活がかかっており、捕まる訳にはいかないのです。防犯ガラスが入っているお宅に無理して入らなくても、まだまだ入りやすいお宅がまだまだたくさんありますからね。防犯ガラスは泥棒から分かるようにマークがついており、侵入を事前に抑制する効果もあるのです。
【防犯ガラスの耐久性】
防犯ガラスは、本当に割れず、びくともしないのでしょうか。どんな防犯ガラスもガラスはヒビが入って割れます。しかし、ひび割れたガラスと特殊フィルムが熱で圧着されているため、貫通しないのです。泥棒はガラスを割ってクレセント(鍵)を開けて窓を開けますが、貫通しないため鍵が開けられず、侵入できないということです。
【防犯ガラスと他の防犯商品】
防犯対策というのは、1つだけすれば良いというものではありません。防犯ガラスと面格子、防犯ガラスと防犯センサーライト、防犯ガラスと警報ブザーなど、組み合わせて、複合的に防犯対策をするのが基本です。どう組み合わせるかは、建物の構造や道路との位置関係、窓の位置や大きさや部屋の用途により、より効果的な組み合わせを考える必要があります。(参照: 日本板硝子(株)様 ホームページ)